中学生になるにあたって

 こんにちは。

 今回は、もうすぐ入学式を迎え中学生になる皆さんに、中学生になるにあたって知っておいてほしいことや準備してほしいことと書いておこうと思います。

小学校との違い

 中学校は小学校と違うところがいくつかあります。あらかじめ知っておかないと、急な変化についていけなくなるかもしれませんので紹介しておきます。

① 授業 ~教科担任制~

 小学校でも音楽や図工だけ他の先生に教わっていたかもしれません。中学校では、勉強の内容が今までより専門的になりますので、それぞれの教科で教えてくれる先生が変わります。学級担任の先生がどれかの教科を教えてくれるかと思いますが、その他の教科はみんな違う先生です。若い先生、年寄りの先生、男性の怖い先生、女性の優しい先生、色々な先生と触れ合うチャンスです。

② 服装 ~制服~

 小学校では、体操服はあっても体育だけで、あとは私服とかじゃなかったですか?中学校には制服がありますので、制服で登校し、体育と掃除のときに体操服になります。学校によっては授業も体操服のところもあります。嫌かもしれませんが、何着ていくか考えなくてもいいですし、ダサくてもみんな同じ服装なので割り切りましょう(笑)

③ 校則

 小学校よりも、決まりが厳しくなると思います。放課後に用もないのに遊んでちゃいけないとか、制服の着こなし方とか。厳しい学校では生徒だけでゲームセンターに行っちゃいけないとか。プリクラ撮っちゃダメとか。あ、スマホやゲーム持って行っちゃだめですよ。小学校も同じかな?

④ 上下関係

 主に部活で、先輩と一緒に行動することになると思います。小学校の時は仲良で、タメ口だった先輩でも、中学校になると敬語で話さないといけなくなるでしょう。また、先輩に言われたことは絶対に守らないといけないとか、先輩はOKでも1年生はダメとか、色々な決まりがあったりします。大変ですが、これも社会の縮図。ひどすぎることは先生に相談するとして、普段は言うこと聞いて可愛がってもらえるようにしましょう。

⑤ 成績

 小学校では○とか△だけの成績だったものが、5段階評価になる中学校が多いです。そして、テストが難しくなります。小学校では100点ばっかりだった人も、60点とか70点とかが普通になります。宿題は減るかもしれませんが、その代わり自分で計画を立てて勉強していかないといけません。

⑥ 卒業後 ~高校受験~

 小学校と中学校の一番の違い。高校受験です。小学校をどんな形で卒業しても中学校に進学できますが、中学校の生活次第では入学できる高校が限られてしまいます。高校には願書を出して、自分で受験し、合格しないと入学を許可されないからです。受験の内容は学力試験の他に、面接や作文、中学校からの書類などで審査され、合格するか不合格するか決まります。このブログでは、高校受験についても書いていきますね。

 小学校と中学校の違いをまとめてみました。そんなの知ってるよ、という内容だったらすみません。そのうちもっと細かいことも書いていこうと思います。

中学校について調べておこう

 入学する前に、中学校についていろいろと調べておきましょう。主に年上でそこに通っている友達や、その保護者の方に聞くことになると思います。大切なのは、一人からの情報を鵜呑みにしないこと。何人かから聞いて、なるべく客観的に判断しましょう。

① 校則は厳しいか

 先ほども触れたように中学校によって決まりがあり、厳しかったり変わったルールがあったりします。大丈夫だと思っていてもダメなこともありますので、確認できることはしておきましょう。

② 部活はどんなものがあるか 実績は

 中学校によって部活の種類も様々です。テニスがしたいのにないとか、サッカー部は女子部員は募集しないとかありますので、やりたいものが決まっている場合は調べておきましょう。実績や顧問の先生がどんな人かも確認できるとなお良いです。

③ 落ち着いているか、荒れているか

 中学校の雰囲気ってとても大事です。やんちゃな生徒が多い学校は授業に支障が出たり部活の成績が悪かったりします。逆に、落ち着いた学校は学力も高く部活動も盛んなことが多いです。

④ PTA活動について

 これも中学校によって差があります。全員何かしらの役割につかないといけない学校、生徒一人につき1年間は役員をやらないといけない学校、バザーなどへの協力が強制の学校など、いろいろあります。チェックしておいて損はないでしょう。

 いろいろ調べてみて、ちょっと自分には(子供には)合わないなと感じたら、進学する中学校を変えるという手もあります。早めの行動が大切です。

物品の準備について

 中学校に入学するに当たり、色々と準備しなくてはいけないものがあるかと思いますが、勝手に用意しないようにしましょう。自転車通学になるからといって適当な自転車を買うと、中学校から認めてもらえないことがあったり、大学ノートをまとめて安く買ったら方眼ノートにしてくれと言われたりすることがあるからです。また、年度によってルールが変わったり、学年カラーがあったりしますので、お下がりをもらったからOKというわけではありませんよ。

 中学校の入学前に保護者説明会などがあると思いますので、しっかりと聞いて失敗しないようにしましょう。わからないことは中学校に電話して聞きましょう。

まとめ

 中学生になるにあたって知っておいてほしいことなどを書きました。いかがだったでしょうか。何も調べずに入学したらとんでもない中学校だったなんてことが無いように、しっかりと確認しておきましょう。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です