現代版『読み書きそろばん』②~反復練習の大切さ~

前回の記事では、現代版の「読み書きそろばん」として、
『漢字・英単語・計算』を紹介しました。

今回は、この3つの力をあげるにはどうすれば良いのか、解説します。

結論から言うと、それは反復練習です。
数多くこなす。ただそれだけ。

質より量です。
とにかく、ひたすら覚える。

最近の社会の風潮として、
スマートに、
高効率で、
時間をかけずに、
なんて言われますが、

そんなの関係ねえ

タンジロウは、2年修行してるんですよ。
マンガじゃちょっとのページしか割いてませんが。

生まれた時から、才能がある人間は、いません。
それまでの経験が、その人の今の力を作ってきたのです。

おじさんは、小学生のころ、母親がとある宗教に入っていて、
その宗教の念仏を覚えさせられました。
あれがなかったら、もっといろんなこと覚えられたかもしれん。

中学生の皆さん、
今でもまだ遅くないです。

漢字・英単語・計算、
少しでも多くのことを、覚えましょう。

その力が、今後の学力を大きく左右する基盤になります。

今回は、もう少し具体的に、計算力を上げることについて書きたいと思います。

まず大事なのは、小学校までの学習の基礎がきちんとついているか。

1けたと1けたの足し算、引き算ができるか、

繰り上がり繰り下がりがどうか。

九九はしっかり覚えているか。

当たり前すぎるのですが、

ここの頭の回転の速さ・正確さが、

正負の数や分数の混ざった計算問題の速さ・正確さに繋がります。

良く、数学は考える学問だといいます。

叔父さんもそう思います。

ですが。

6+7って、いくつ?

13ですよね。

なんで?

7を4と3にわけて、

6+7=6+4+3=10+3=13

ってやってますか?

それじゃ遅くない?

じゃぁ6×7は?

42でしょ。

なんで?

6+6+6+・・・・・

ってやんないじゃん。

6+7は13なんです。

なんでも、どうしても、ありません。

覚えるのです。

学習には、考えることも大事なのですが、

覚えること(暗記)も重要です。

英単語も、元素記号もそう。

学習には、覚える部分も必要なのです。

ですから、1けた同士の計算が遅い人は、

ひたすら回数を重ねて、はやく計算できるようにしましょう。

そうしてある程度自信がついたら、

2けた同士の計算を練習して、更に早く正確にできるように練習するのです。

それから、分数。

前回も書きましたが、中学生になっても分数がよくわかっていない人は、

なるべく早くできるようにしておきましょう。

また、覚えておくと計算が早く便利になる、

よく出てくる計算があります。

・11~19の2乗

  11×11=121

  12×12=144

  13×13=169

  14×14=196

  15×15=225

  16×16=256

  17×17=289

  18×18=324

  19×19=361

・×5=×10÷2

・×25=×100÷4

などです。

そのうち、別記事でまとめますね。

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