前回の記事では、現代版の「読み書きそろばん」として、
『漢字・英単語・計算』を紹介しました。
今回は、この3つの力をあげるにはどうすれば良いのか、解説します。
結論から言うと、それは反復練習です。
数多くこなす。ただそれだけ。
質より量です。
とにかく、ひたすら覚える。
最近の社会の風潮として、
スマートに、
高効率で、
時間をかけずに、
なんて言われますが、
そんなの関係ねえ
タンジロウは、2年修行してるんですよ。
マンガじゃちょっとのページしか割いてませんが。
生まれた時から、才能がある人間は、いません。
それまでの経験が、その人の今の力を作ってきたのです。
おじさんは、小学生のころ、母親がとある宗教に入っていて、
その宗教の念仏を覚えさせられました。
あれがなかったら、もっといろんなこと覚えられたかもしれん。
中学生の皆さん、
今でもまだ遅くないです。
漢字・英単語・計算、
少しでも多くのことを、覚えましょう。
その力が、今後の学力を大きく左右する基盤になります。
今回は、もう少し具体的に、計算力を上げることについて書きたいと思います。
まず大事なのは、小学校までの学習の基礎がきちんとついているか。
1けたと1けたの足し算、引き算ができるか、
繰り上がり繰り下がりがどうか。
九九はしっかり覚えているか。
当たり前すぎるのですが、
ここの頭の回転の速さ・正確さが、
正負の数や分数の混ざった計算問題の速さ・正確さに繋がります。
良く、数学は考える学問だといいます。
叔父さんもそう思います。
ですが。
6+7って、いくつ?
13ですよね。
なんで?
7を4と3にわけて、
6+7=6+4+3=10+3=13
ってやってますか?
それじゃ遅くない?
じゃぁ6×7は?
42でしょ。
なんで?
6+6+6+・・・・・
ってやんないじゃん。
6+7は13なんです。
なんでも、どうしても、ありません。
覚えるのです。
学習には、考えることも大事なのですが、
覚えること(暗記)も重要です。
英単語も、元素記号もそう。
学習には、覚える部分も必要なのです。
ですから、1けた同士の計算が遅い人は、
ひたすら回数を重ねて、はやく計算できるようにしましょう。
そうしてある程度自信がついたら、
2けた同士の計算を練習して、更に早く正確にできるように練習するのです。
それから、分数。
前回も書きましたが、中学生になっても分数がよくわかっていない人は、
なるべく早くできるようにしておきましょう。
また、覚えておくと計算が早く便利になる、
よく出てくる計算があります。
・11~19の2乗
11×11=121
12×12=144
13×13=169
14×14=196
15×15=225
16×16=256
17×17=289
18×18=324
19×19=361
・×5=×10÷2
・×25=×100÷4
などです。
そのうち、別記事でまとめますね。