教員の種類

 こんにちは。
 前回は学校で働く職員の種類についてお伝えしましたが、今回の記事では『教諭』と呼ばれる先生を採用形態別に紹介したいと思います。

1 再任用教員
 教諭は60歳定年制ですが、定年後も働くことができます。校長先生を退職して、次年度に副担任に入るケースや、部活動の担当を行うケースがあります。学校事情や本人の希望で学級担任を行うこともあります。ずっと生徒の近くで一緒に生活したい先生もいるのです。

2 常勤講師
 見た目は普通の先生と何ら変わりません。でも、まだ採用試験に合格していないです。ほとんどの場合、大学を卒業して先生になりたくて採用試験を受けたが不合格だった人か、子供産むときに教諭を退職したけどやっぱり先生やりたいって人です。基本的に学級担任はやらずに副担任の先生が多いのですが、これも学校事情で1年目から学級担任ということもあります。次に紹介する非常勤講師と違い、部活動の顧問やいろいろな学校の業務を行います。

3 非常勤講師
 時間講師ということもあります。先生のアルバイトバージョンととらえていいかと思います。やっている人は常勤講師と同じですが、内容は主に授業だけです。しかしながら、採用試験に合格するには講師時代の勤務状況が大きく影響するため、率先して部活や学校業務を手伝ったり、手伝わされたりしていることがあります。

4 初任教員(新採教員)
 採用になってから、その学校が正規採用になって初めての学校のうちは『初任』と呼ばれ、特に『新採』1年目の先生は2週間に1度ほど校外で研修を行うことがあります。副担任が適しているのですが、1年目から学級担任ということもあります。実際私もそうでした。

まとめ

 このように、『教諭』のようであっても正規採用と講師に分かれています。団塊の世代の方々や少子化の影響か、先生になりたい人よりも退職する人の方が少ないので、なかなか採用試験に合格しない人もいるのです。不合格の人は、一般企業に就職する人もいますが、講師として学校での業務を経験しながら、夏の採用試験に再チャレンジするのです。

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